フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

ついに車を購入

こんにちは。

相変わらず猛威をふるっているコロナウイルス。

5月には外出制限は解除されましたが、ラッシュの時間帯は仕事や病院へ行くなど証明書を携帯していないと公共交通機関に乗ることが認められず、電車の本数も少なかったので移動に困っていました。

そんな中、自動車メーカーが落ち込んだ販売を回復させるため値下げをしているというニュースが!

 

もともと車があったら便利だなーとは思っていたのですが、電車もあるし、毎日遠出するわけでもないし、維持費もかかるし、ということで考えていなかったのですが、そんなニュースを耳にして夫も乗り気になり、買うなら今じゃん!ということで我が家もついに車を購入!

 

そもそもマニュアル車にするか、オートマ車にするか。新車か中古か。いろいろ悩みました(*´Д`)

 

こちらの車を見ていると、日本のようにピカピカの車なんてほとんど見かけません。

けっこう汚れているし、サイドミラーがガムテープで固定されていたり、ボディーがへこんでいたり。いつの時代のですか?みたいな古い型の車もふつうに走ってます。

そしてこちらは縦列駐車社会。

新車を買ったところですぐボコボコになりそうな予感。

 

マニュアル車の方がなんだかんだ安いし、フランスに来る前にオートマ限定だった免許を、教習所にひーひー言いながら通って限定解除していたので、せっかくだからマニュアル車でがんばりたい!

と思いながらも、そもそも日本とは反対の右側通行のフランス。ハンドルも反対の左側。日本でオートマ車でもペーパードライバーだった私がマニュアル車を一人で乗れるようになるには相当時間がかかりそう。。。

 

ということで、中古のオートマ車でリサーチ。

 

中古車販売会社のサイトで気になる車を見つけ、週末に見に行く予約をとったものの、先に見に来た人が購入することになったと連絡がありがっかり。

 

こちらでは車の個人売買が一般的なようで、車を売りたい人が広告を載せるサイトがあり、そこで夫が気になる車を発見。自宅から比較的近く、見るだけ見てみようと。

個人的にはちょっと抵抗感があったんですよね。

だれが広告を載せてるかわからないし、何かあったときに間に会社があった方が安心だなと思って。

でもまぁ見るだけってことで連絡を取り、週末の午前に見に行くことに。

 

実際見に行くと車は割りとキレイで、実家で以前家族が乗っていたのと同じメーカーだったので、内装もなじみがあって好印象。

話しを聞くと所有者の方はマダガスカルから来た人だったんですが、海外の免許の切り替えが認められないことになり、運転できなくなったので売ることにしたと。

試乗もさせてもらい、必要な書類等も夫が確認。

話しをしながら、あやしい人ではなさそうだなとも感じ(笑)、私たちの後に別の下見の予約が入っていると聞き、その場で即決!

 

そのあとは自動車保険やら小切手の準備、それからcarte griseという車の所有者証明書の手配に駐車場の準備など大急ぎで行い (ほとんど全部夫がやってくれました。ありがたい(*´▽`*))、一週間後に改めて所有者の方と会って、必要書類のやり取りをし、車を受取りました☆

 

車を買う日が来るなんてーとしばらく気持ちがふわふわしちゃいましたけど、週末に遠出が簡単にできるようになり、思い切って買って良かったなと実感中。そしてやっぱりオートマ車にして良かった(笑)

そして今は路上の駐車スペースに停めていますが、案の定すでに鳥のフンやら誰かが何やらこぼしたような汚れがついていて、中古にして正解!と感じています(笑)

 

ちなみに、先日乗ったときエアコンがあまり効かなかったので、要確認です。

そしてなぜか窓のきわのゴム製のパーツ?に苔が生えていて、はてどうやって掃除しようか考え中です(._.) 実は夫の母親の車も同じところに苔が生えていて、おかしくて笑っていたんですよね。そしたらこの車もなので、路上駐車が多いフランスではけっこうあるあるなのかなと思ってます。

 

これからは車のおかげで行かれる場所が増えるので、いろんなところに足をのばしたいなぁと思ってます。車の中ならマスクをしなくていいですしね。