フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

詰めが甘いよ、フランス住宅

こんにちは。

いやー寒い寒い。

パリの南は今週の最低気温が軒並みマイナスの予報。

ヒートテックの靴下をはいても、足の指がしもやけになっています(´Д`)

今のアパートに引っ越して数か月。

ちょっとずつマイナスポイントが明らかになってきました(笑)

なんなんだろう。

フランスの建築というか内装というか、住宅のクオリティーって低いんだろうか。。。?

それともたまたまなの。。。?

 

以前のアパートはかなり古かった上に、修理等管理がオーナーさんのご家族で、ちゃんとした業者が行うというよりは日曜大工な感じだったので、まぁ仕方がないよなーと思っていたのですが、わりと築浅な今のアパートもちょっと気になるポイントがちらほら。

 

入居当初からわかっていたのですが、やっぱりちょっとなぁと思っているのが玄関ドア。

閉めにくいのです。

 

我が家のドアノブ

なぜか外側の鍵穴のところにはドアノブがなく、ドアの中央部にノブがあるのです。そのためそれなりに勢いをつけてノブを引っ張らないと閉まらない。。。けっこうな音が鳴ってしまう。。。さらに家の内側からドアを閉めるのも、ドアにそれなりの体重をかけて押さないと閉まらない。。。ぎっくり腰に年に何度か襲われる我が身。これはそんな時ピンチな予感。

最近は開閉時にけっこうなギーギー音もするようになってしまって。。。

 

そして実は地味に気になっているのがトイレの手洗い。

フランス住宅あるあるな気がするのですが、トイレに手洗いがありません。

前のアパートはトイレとシャワーと洗面台が一か所にあったので気にならなかったのですが、今のアパートはトイレとお風呂が別。洗面台は脱衣所にはあるのですがトイレにはないのです。

そんなわけでトイレに行った後はわざわざ洗面所まで行って手洗い。よく考えたらこれまでお邪魔したお宅はみんなこのパターンだったような('_')

手を洗わずにトイレから出ることに若干の違和感がぬぐえない。。。

日本の公衆トイレなんかだと個室を出てから手を洗うので同じことなんですけどね。

なんでだろう、この何とも言えない感覚。

 

そして冬の到来とともに発覚したのは、まー寒い寒い。

というのも、換気口が窓の上部についていて、常時オープンのため冷気が入る入る。風が強い日はビュービューです。ガムテープで閉じてみるも冷気が入ってくる。。。

しかも窓を閉めても窓枠に手をかざすと風を感じる始末。。。

そしてなぜかリビングのヒーターがミニサイズ。。。2倍以上広さの異なる寝室と同じサイズ。。。なぜなの、どう考えてもこのサイズだったら2つはリビングにいるでしょう。。。

ということで、やっと最近移動式のオイルヒーターを購入。

どうかなーと思っていたらけっこう暖かい!

買って良かったーと思っていたところに電気料金値上げのニュース。。。( ;∀;)

 

そして気づくコンセント差込口の脆さ。

今の家にはいくつもコンセントの差込口があるのですが、先日掃除機のコンセントを外そうとしたら差込口まで壁から外れました。。。

実は前のアパートでも起こっていて、てっきり古いアパートだからかなと思っていたら、関係なかった。。。

 

さらに気づいてしまった、リビングの電気のスイッチ実は斜め。。。

一度気づくと気になってしかたがない。。。

 

そもそも、収納のスライド式の扉が傾いていて、上の方にいつも隙間が開いていたり、電気の配線がなぜか壁の隙間からちょっと出ていたり、床と壁の堺に隙間があってホコリやごみが積もってしまうなどなど、すでにいろいろ目についてはいたのですが、まー出てくる出てくる。

 

今のアパートは賃貸なのですが、こういう部分を目にすると家を買おうというモチベーションが湧いてこないのです(*´Д`)

新しいアパートでもこのクオリティーなのかと思うと、大金をはたいて買う気が失せるというか。

例えば中古を安くかってその後リノベーションするというのも一つですが、工期も遅れるだろうし、完成のクオリティーも期待できないとなるとそれもなんだかなぁと。

日本の住宅も悪徳業者による欠陥住宅で問題になったりしますが、それでも賃貸のマンションでこんなにいろいろ目についたことなんてなかったなぁ。

良く言えば大らかというか大雑把というか。

細かいところが気になる性分には慣れるまで時間がかかります(笑)

不満を言い出すとキリがないので、ネズミがでない(今のところ)だけ良しとするかなー。