フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

住所変更後の滞在許可証(住民カード)書き換え終了

こんにちは。

さて、こちらフランスで住所を変更した場合、外国人はその旨を行政に届け出なければならないというお話を以前したのですが、先日手続きが終わり、新住所が記載された滞在許可証(住民カード)を受け取ってきました。

 

届け出についてはこちらをどうぞ☟

 

francekurashi.hatenablog.com

 

はてどういう流れになるんだろうと思っていたら、オンラインで届けを提出して約1ヶ月でメールが届き、そこにのせてあるリンクをクリックすると、オンライン提出したサイトである ”Etranger en France”にとび、自分のアカウントにログインするとメッセージが届いていました。

「住所変更届けは受理されたので新しい滞在許可証ができ次第再度連絡します」とのこと。

意外に早かったなぁーと思いつつできあがりの連絡を待っていると、それから約10日ほどでSMSに連絡があり、「できあがったので県庁に日時を予約して受け取りに来るように。手数料25€の支払いもするように」と(-ω-)/

手続きって本当に毎回お金がかかります。

でも25€。更新時の200€越えに比べればかわいいもんです('ω')

手数料は同じ”Etranger en France”の自分のアカウントから支払うことができます。

そんなわけで県庁のサイトで受け取りのための日時を予約。

が、ここでちょっとつまずく私。

今住んでいる県には出先機関も含め3か所オフィスがあるのですが、はて自分はどこなのか?

書類を提出した場所で予約を取るように書かれているのですが、そもそも県庁には書類を提出していないんですよね。。。

とりあえず住んでいる市を管轄する出先機関で予約。

そしてやってしまった。。。

よりにもよって予約した日に大規模なストライキ発生。。。

今回のストライキは新しい定年退職・年金改革に対するもの。

大まかには基本の定年が62歳から64歳へ引き上げ、年金を受け取るためにはより長い期間保険等を納めなくてはならなくなるということのよう。

当たり前のように公共交通機関でもストライキが行われるため、電車やバスの数が減便になったり、路線によっては動かなかったりするのです。

そんなわけで、夫に頼み車で送ってもらいました。

夫よ、ほんとにありがとう( ;∀;)

車だと10分ほどなのですが、ストライキの影響でバスや電車の時間が読めず、自力でいくとなると1時間は少なくともみないといけなかったので助かりました。

ちなみに予約票、手数料支払い証明書、パスポートと住民カード(滞在許可証),

それから念のため顔写真も数枚持って行きました。

さて、いざ県庁に着くと門のところにセキュリティーブースがあり、そこで予約票を見せて予約がある旨を伝えました。こちらでは特に荷物チェックなどなし。

すると一言「B」と言われたのです。

というのも予約票には窓口〇番ーBと書かれていたので、それを見ておそらく念を押してくれたんだと思うんです。

建物に入ってみると以前住んでいたところの県庁とは大違いでなんとコンパクトか。

どうやらつきあたりがAホール,そして左側の床にBホールと表示。

もちろんBホールの待合室で待機。

予約時間より早めに着いたので、多少は待つなと思っていたのですが、後から来た人がどんどん呼ばれていく。。。さらには近くでおしゃべりをしていた人たちが予約時間を言い合っていたのですが、なぜか私より予約時間の遅い人が先に呼ばれる始末。

ふぅー。

するとどうやら私より前の予約時間で待ちぼうけをしてた女性、しびれをきらしたのか係員の人にタイミングを見計らい問い合わせ。するとなんとその人はBホールではなくAホールに行かなければならなかったのです。

おやっ?

これはまさか?

実は待っているときにうっすら私の名前が横のAホールから聞こえたような気がしていたのです。

でも予約票にはBと書いてあるし、セキュリティーの人にもBって言われたし。。。

そこでAホールに行ってみる。

でももう予約時間を20分以上過ぎているし、どうしていいやら。。。

すると目の前の窓口に紙が貼ってあるのが目に入ったのです。

近づいて見てみると、なんとそこに「証明書の受け取りー窓口〇番」と。。。

ここだったのねー(;´Д`)

偶然にもその時だれも呼ばれていなかったので、すぐに窓口の男性に事情を説明し名前を伝えると「何回も呼んだんですよ。まぁどうぞ」と言われる始末。。。

おっと。。。でも追い返されなくて良かった。ふぅ。

そしてパスポートを渡すと

「あっ日本のパスポートだ。日本人ですか?」とちょっと対応がやさしくなる担当者(笑)

手数料支払い済みの証明書を渡し、受け取りのサインをして指紋をとり、新しい住所の記載された滞在許可証(住民カード)を無事受け取って終了。(顔写真は必要なかったです。)

 

いやーそれにしてもなんて適当な予約票の表示&案内。。。

以前の県庁は同じ敷地内に裁判所やほかの機関もあるせいか広大で、入館に荷物の検査があったり、窓口に行くまでに一度リストと照らし合わせて確認があったりけっこうしっかりしている感じだったんですけどね。その分けっこう戦々恐々としていたんですが、今回の県庁の出先機関はゆったりしているというか予約時間ギリギリに来ても大丈夫そう(笑) 場所によって全然違いますね。

 

帰りはタイミングよく電車にも乗れて、夕方には雪が降り、この冬初めての雪景色も楽しめたので、終わり良ければすべて良し!

 

これでひとまず住民カード関連の手続きから解放されるぞー。