フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

ローマの魅力~前編・コロッセオ~

こんにちは。

今回は先日旅行してきたイタリア・ローマについて。

そもそもコロッセオやローマの休日でおなじみのスペイン広場などで有名なローマにはずっと行って見たかったのですが、行ってみて、なんでこんなにも観光客が集まるのか、実に納得(´ー`) 

酷暑で記憶も若干おぼろげですが、行かれて良かった(*'▽')

 

今回の旅のハイライトになったのはやっぱりコロッセオ、そしてバチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂。

 

今回はコロッセオについて。

 

まず、隣接するフォロ・ロマーノとパラティーノの丘の共通チケットを事前に購入。

今回出発前にいろいろ調べていたのですが、どこも当日はチケット購入のために長い列に並ぶことになるため、それを避けるためには事前に予約しておくことがおすすめと。

そのため朝9時半にコロッセオ見学(オーディオガイド付き)、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘はコロッセオ入場時間から24時間以内に見学、というチケットを事前購入。

当日は満を持して地下鉄で出発。

最寄り駅について改札を抜けると、もう目の前にコロッセオ(゚Д゚)

9時からの入場のためすでにたくさんの人が集まっていました。

 

 

コロッセオ

 

予約は9時半だったのですが、9時10分には予約票を見せると入場でき、その後手荷物検査、そしてオーディオガイドを受け取りいざ見学!

高校の世界史の教科書でも見たコロッセオ。いやー圧巻。

2000年も前にコンクリートで5万人も収容できるこんな巨大で地下まである施設が建設されたとは。

しかも今もまだ残っているという。

 

 

コロッセオ内部

 

コロッセオ内は見学順路に沿って進むのですが、装飾や当時使われていた動物、地下から動物を上げる仕組みなどコロッセオについての説明がされているエリアがあり、当時の様子を垣間見ることができます。ちなみに説明は日本語はありませんが、英語でも表記があります。

2000年も前と思うと、剣闘士や猛獣の血生臭い闘いに当時の人々は熱狂していたと思うと、なんだか今とかけ離れて過ぎていて別世界のような気がしますが、当時コロッセオを訪れていた人々の落とし物などを見ていると、今と変わらない部分もあるんだよなぁとしみじみ感じました。

 

ところで今回オーディオガイドを使ったのですが、場所ごとの説明というよりは、ざっくりとした歴史や剣闘士についての話だったので、時間がある人は事前に調べておけば十分な印象。

それよりも、ガイド付きで見学している個人グループが多く、説明エリアではその人たちが展示物の前を陣取っていくので、ちょっと見学しにくかったのが難点(T_T)

逆を言えば、見学に時間がどれるなら、日本語のガイド付きで見学するとしっかり展示物も見られていいのかも。

 

順路に沿ってコロッセオ内を一周しましたが、改めてその大きさに驚くとともに、今現代使われているような機械もなかった当時、2000年も耐えられる古代コンクリートを生み出し、これだけの建築物を造ったことにただただすごいなぁと感心するばかり。

ローマ観光へ行ってコロッセオを見ないなんてことはないでしょうが、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘もあわせ、ぜひ世界史の古代ローマ、ローマ帝国時代の復習をして見学することをお薦めします('ω')ノ

 

フォロ・ロマーノ

 

次回はヴァチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂、そして美術館についてご紹介します☆