フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

夏は虫の季節

こんにちは。

暑さとともに、虫も活動的になっている今日この頃。

窓を開けているので、ハエを筆頭によくわからない虫が飛んで入ってきてずっと旋回していたり、クモもやたら見かけるようになってきました。

ハエは巨大なものからコバエまで、まーいろんなサイズがいます。

先日、昔ながらのハエたたきを購入。なかなかのピンク色です。

たたくというよりはそれを使って窓の外に追いやってます。

蚊をしとめるのには何の迷いもないのですが、ハエになるとちょっとつぶすのに抵抗があるのです。

そしてこちらも昔ながらのハエとり紙をつるしてみました。

全然効果ないなぁーと思っていたのですが、よく見たら、コバエちゃんたちが何匹か餌食になっていました('ω')

以前住んでいたアパートでは、共同のごみ置き場が、部屋の窓をあけると斜め下に見える位置にあったので、ハエがたかって部屋に入ってきてしまうのはわかるのですが、今のお家では共同のごみ置き場は地下。

コバエはさておき、巨大なハエはどこからやってきているの?とちょっと疑問に思っています。

ちなみに、こちらで夏によく食べる果物といえば、メロン。

デザートというよりは前菜的な感じで食べるのですが、安くておいしいのです。ちなみに果肉が赤いタイプ。

 

メロン

 

そしてこのメロン、ハエを寄せ付けるのなんのって。

ゴミ袋をケチケチと満パンになるまで使うので、一週間以上同じゴミ袋を使うことになるのですが、メロンの種や皮を捨てていると、驚くほどハエを寄せ付けちゃうのです。

ごみ箱のふたを開けるとハエが飛んで出てくるなんてふつうです。

そんなわけで、最近はメロンの皮や種を捨てるときは、匂いのもれなさそうな不要のビニール袋に入れて捨てています。

 

ところで、夏の虫と言えば、蚊。

今年はまだ蚊はでてきていないのですが、もう少し気温が上がったり雨が降ったりするとでてくるかなぁとドキドキしています。

とりあえず虫よけスプレー&アースノーマット的な虫よけ&ムヒは備えてあるので、準備はOK。

 

今のアパートに引っ越してから初めての夏。

どんな発見があるかドキドキしながら過ごしています。

車が動かない!

こんにちは。

一日中、窓を開けて過ごしているこの頃。

つい先日は気温が30℃を超え、フランス式暑さ対策、窓もシャッターも閉めるスタイルのお家がちらほらありました。

そう、窓を開けていられるのは、まだ猛暑ではないから(*'ω'*)

今年の夏はいつ猛暑がやってくるのか、天気予報を見ながらドキドキしています。

 

ドキドキと言えば、仕事探しもさることながら、何かと心穏やかでないスパイスの効いた生活をおくることができるのが、ここフランス。

実は先日、朝早く血液検査に行こうと車で出かけようとしたところ、車のエンジンがまったくかからない事態に( ゚Д゚)

車の表示には「バッテリーが弱っているので充電が必要」と。

 

車・バッテリーの表示

 

数日前に乗ったときは全く問題なかったのに、なぜこの急いでいるタイミングで。。。

幸い血液検査のラボは歩いてもいける距離だったので、急遽徒歩で向かい事なきを得たのですが、問題は車。

夫も私も今の車が初めてのマイカー。

それまで長く自分の車を所有したことがない上に、夫にとっては初めてのオートマ車、トラブルにはめっぽう弱いのです(笑)

不幸中の幸いだったのが、家のすぐそばに自動車修理工場があること。

電話で事情を説明すると、専用の機械を持って来てくれると。

しばらく待っているとなんだか若いお兄さんが小型のバッテリーらしき機械を持って登場。

ボンネットを開けて車のバッテリーにケーブルをつなげてエンジンをかけてみるもうまくいかず。

何度試してみてもうまくいかずエンジンがかからない。。。

挙句、「これはバッテリーの故障かも」と言い出すお兄さん。

実は駐車場は地下一階。故障だったらどうやって車を修理まで持っていけばいいのかと、突然頭を抱え始める夫。

「じゃあこの場合どうしたらいい?」と聞いてもお兄さん、新人さんのようで「自分はわからない」というばかり。

おいおい、お兄さんよ、サービス業としてその対応はどうなのかい?

二人の沈黙ぶりにしびれを切らし、「じゃあ今からあなたの上司の人に電話で相談したらいいのかしら?」と聞く私。。。その提案、お宅がすべきでないのかいと内心つぶやく私(´Д`)

お店はすぐそばなので、お店まで行こうと歩き出したところ、マンションの清掃員のおじさんが突然、「どうしたの?エンジンかからないの?」と話しかけてきたのです。

事情を説明すると、「ちょっと一緒に見てみよう」と言い出し、再度充電にトライ。

案の定うまくいかず。

するとおじさん、「ほかの車とケーブルでつなげたらうまくいくかも」と。

あいにくほかには車の出入りがなく、すると、「ケーブル持ってるから自分の車を持ってくるわ」と。

そして外に止めてあった自分の車を持ってきて、私たちの車のバッテリーとケーブルでつなげてみてくれたのです。

すると成功!

無事エンジンがかかり、自動車修理工場まで車を持っていくことができました。

おじさん、本当にありがとう( ;∀;)

おかげで「バッテリー上がり・ジャンプスタート」なるものを学べました('ω')

 

結果、バッテリーの消耗がひどくバッテリーの交換となりました。

お値段140ユーロ。

はて高いのか安いのか?もはや言われるままにお支払い。

でもすぐに対応してもらえたので良かったー。

やっぱり中古で買うと少したってからいろいろとでてきますね。

エアコンも壊れたままでまだ修理できていないし、今年の夏もサウナな車で過ごすことになりそうな予感。

それにしても、清掃員のおじさん、もともと感じのいい人だなとは思っていたけれど、本当にありがたい(*'ω'*)

今後もしっかりあいさつさせてもらいます!

花屋に行列、フランスの母の日

こんにちは。

連日25℃を超えるようになり、あー夏だわと感じているこの頃。

つい2週間前まで夜はもこもこフリースを羽織っていたのに、長袖のTシャツをほとんど着ることなく半袖の日々に突入。

この週末は夫の家族の住むシャルトルへ行ってきたのですが、まー車の中はすでに暑々です(;´Д`)

こちらは高速道路でもみんな窓全開で車をとばすのですが、全開にするとうるさいし、かといってスピードが速すぎて風も入ってこない。差し込む日差しにハンドルを握る手がジュジューとなります(;´Д`)早くアームカバーを出さないとなぁ。

 

ところで、この日曜日、6月4日はフランスでは母の日でした。

フランスでは基本5月の最後の日曜日が母の日なのですが、今年は聖霊降臨祭というキリスト教の祭日と重なったため、翌週の6月最初の日曜日になったようです。

そんなわけで母の日のお祝いも兼ねてシャルトルへ行ったのです。

お祝いと言っても大それたものではなく、近所のお花屋さんでお花を買ってプレゼントするというもの。

日曜日の朝、近くのお花屋さんへささっと行って帰ってくるつもりで出かけたのですが、まー長い行列が( ゚Д゚)

母の日とはいえ、こんなに並ぶとは。。。

 

お花屋さん前の行列

 

お店の軒先にたくさんのお花がでているので、みんなそこからいくつかお花を選び、それをブーケにしてもらうようでした。

日本ではカーネーションが定番ですが、こちらではそうでもないようで、いろいろある中の一つといった感じ。

季節的にもバラの時期なので、赤や黄色、オレンジといったいろいろな色のバラがたくさん出ていました。

バラがきれいだったので、カスミソウなんかと一緒に2-3種類のお花でブーケにしてもらったらいいなーと思って見始めたのですが、すでにブーケになっているものを夫がこれでいい、とささっとチョイス。

7-8種類の色とりどりのお花が一本ずつ入ったブーケ。

うーん。私の好みではない。。。どれも主張のあるお花で色も多すぎてちょっと。。。

まっ夫の母親なので、私が出しゃばるものではないので、それに決定('ω')

結局20‐30分ほど並びました。

肝心の義母は喜んでくれたので良かったです。

 

フランスにいるとお家にお呼ばれした時にお花を持って行ったりと、日本よりもお花屋さんが身近な印象があります。

それにしてもまさかお花屋さんに行列ができているとは。

来年の母の日は要注意です。

トゥールで街歩き

こんにちは。

天気予報通り、段々夏らしくなってきた今日この頃です。

さて、今回はトゥールへの一泊旅行の話をしたいと思います。

 

実はこれまで何度かトゥールの駅は通ったことがあったのですが、毎回乗り換えのために通り過ぎるだけで一度も街には行ったことがありませんでした。

実は今回日本の友人がトゥールに来ていたので、彼女に会いに行くついでに街も散策。

 

パリから南西に電車で1時間半ほど。街自体コンパクトなので、パリからの日帰り旅行にもおすすめです。

 

トゥール駅から北へ歩いて10分ほどのところ、ロワール川の南側が旧市街、街の中心部のようで、たくさんのお店やカフェ・レストランもあり、とてもにぎわっていました。

アクセサリーや服の小さなお店もあり、手が届くお値段だったので、ついつい試着してしまい購入(∩´∀`)∩

パリだと、小さな個人経営の洋服やアクセサリーのお店はすごく高い印象があって、どうせ高いよねーと結局ファストファッションのチェーン店で買ったり、ネットショッピングで済ましたり。

気に入って買うというよりは、必要だから買うという感じ。

久しぶりに楽しくお店めぐりができました。

ショップの店員さんもカフェやレストランの店員さんも気さくな人が多く、そこも良かったです。

そして観光客が多いのか、英語も大丈夫な人が多い印象。

フランス語が不安でも、全然楽しめそう。

積もる話に花を咲かせつつ、ひたすら歩いて街を散策。

この日はなんと16,000歩越え(∩´∀`)∩

最後はちょっと腰に痛みが。。。

 

それにしてもロワール川にかかる橋から眺める景色に大聖堂のステンドグラス、見ごたえがありました。

 

ロワール川

 

サン・マルタン教会

 

サン・ガティアン大聖堂

木も葉が生い茂り、お花も咲いていて、雰囲気もとてもよかったです。

 

久しぶりに友人と時間を忘れて日本語でおしゃべりできて、街の散策も楽しかったし、とても充実した一泊旅行になりました。

また行きたいなぁ。

ちなみにこの旅一番のインパクト大な出来事は、ランチで入ったカフェで出てきたデザート。ミニ丼ぶりででてきたティラミス(゚Д゚)ノ

すごいボリュームでした。。。

でももちろん残さず頂きました!

 

バゲットは凶器

こんにちは。

5月も後半に入りましたね。

この週末から気温が上がってきて、ようやく連日最高気温が20℃を超える模様。

そんなわけで、やっとこさ冬布団から夏布団に交換。そして衣替え。といってもまだもこもこフリースは手元にキープ。

今年は例年より遅いのかな?日本は夏日の日もすでにあるんですよね。

そして季節がいいからなのか、就職活動のストレスなのか、食欲が治まらない!

体重計にのってはじわりじわりと増えていく数字にヒェー。

 

ところで朝は基本食パンなのですが、夫はバゲット(フランスパン)派。

フランス人たるもの、食パンは邪道のよう( 一一)

確かにバゲットはおいしいんですが、ついつい食べ過ぎてしまうのが難点。

最近いろんなパン屋さんでバゲットを買うせいか、お店によって大きさ、味や食感、硬さが違うなぁというのがだんだんわかってきました。

ただどこで買っても、基本翌日には乾燥してちょっと固くなってしまうのです。

早く消費した方がいいよねと食べるのを手伝うのですが、先日悲劇が。。。

初めて行ったパン屋さんで買ったバゲット。

長さも長く、買った翌々日の朝、早く食べきらねばと持ってみたら驚くほどのカチカチ乾燥ぶり。

ついつい洗い物が増えるのが嫌で、両手で真ん中を折ろうとしたら、硬すぎて力が入りすぎ、勢い余って左手の甲を擦切り出血( ゚Д゚)

バゲットで負傷するという初めての事態。まさか過ぎてちょっとショック。

バゲットって凶器になるのね。。。

火曜サスペンス劇場とかのトリックで使えそう。。。

と思っていたら、翌朝、外がカリカリに焼けた別のバゲットで左の人差し指を負傷。。。

在仏生活、それなりに経っていますが、まだまだ新しい発見があります(;´Д`)

我が家では基本バゲットは手でちぎるのですが、洗い物が増えるといわず、ナイフで切るようにしようと思った今日この頃です。