フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

車が動かない!

こんにちは。

一日中、窓を開けて過ごしているこの頃。

つい先日は気温が30℃を超え、フランス式暑さ対策、窓もシャッターも閉めるスタイルのお家がちらほらありました。

そう、窓を開けていられるのは、まだ猛暑ではないから(*'ω'*)

今年の夏はいつ猛暑がやってくるのか、天気予報を見ながらドキドキしています。

 

ドキドキと言えば、仕事探しもさることながら、何かと心穏やかでないスパイスの効いた生活をおくることができるのが、ここフランス。

実は先日、朝早く血液検査に行こうと車で出かけようとしたところ、車のエンジンがまったくかからない事態に( ゚Д゚)

車の表示には「バッテリーが弱っているので充電が必要」と。

 

車・バッテリーの表示

 

数日前に乗ったときは全く問題なかったのに、なぜこの急いでいるタイミングで。。。

幸い血液検査のラボは歩いてもいける距離だったので、急遽徒歩で向かい事なきを得たのですが、問題は車。

夫も私も今の車が初めてのマイカー。

それまで長く自分の車を所有したことがない上に、夫にとっては初めてのオートマ車、トラブルにはめっぽう弱いのです(笑)

不幸中の幸いだったのが、家のすぐそばに自動車修理工場があること。

電話で事情を説明すると、専用の機械を持って来てくれると。

しばらく待っているとなんだか若いお兄さんが小型のバッテリーらしき機械を持って登場。

ボンネットを開けて車のバッテリーにケーブルをつなげてエンジンをかけてみるもうまくいかず。

何度試してみてもうまくいかずエンジンがかからない。。。

挙句、「これはバッテリーの故障かも」と言い出すお兄さん。

実は駐車場は地下一階。故障だったらどうやって車を修理まで持っていけばいいのかと、突然頭を抱え始める夫。

「じゃあこの場合どうしたらいい?」と聞いてもお兄さん、新人さんのようで「自分はわからない」というばかり。

おいおい、お兄さんよ、サービス業としてその対応はどうなのかい?

二人の沈黙ぶりにしびれを切らし、「じゃあ今からあなたの上司の人に電話で相談したらいいのかしら?」と聞く私。。。その提案、お宅がすべきでないのかいと内心つぶやく私(´Д`)

お店はすぐそばなので、お店まで行こうと歩き出したところ、マンションの清掃員のおじさんが突然、「どうしたの?エンジンかからないの?」と話しかけてきたのです。

事情を説明すると、「ちょっと一緒に見てみよう」と言い出し、再度充電にトライ。

案の定うまくいかず。

するとおじさん、「ほかの車とケーブルでつなげたらうまくいくかも」と。

あいにくほかには車の出入りがなく、すると、「ケーブル持ってるから自分の車を持ってくるわ」と。

そして外に止めてあった自分の車を持ってきて、私たちの車のバッテリーとケーブルでつなげてみてくれたのです。

すると成功!

無事エンジンがかかり、自動車修理工場まで車を持っていくことができました。

おじさん、本当にありがとう( ;∀;)

おかげで「バッテリー上がり・ジャンプスタート」なるものを学べました('ω')

 

結果、バッテリーの消耗がひどくバッテリーの交換となりました。

お値段140ユーロ。

はて高いのか安いのか?もはや言われるままにお支払い。

でもすぐに対応してもらえたので良かったー。

やっぱり中古で買うと少したってからいろいろとでてきますね。

エアコンも壊れたままでまだ修理できていないし、今年の夏もサウナな車で過ごすことになりそうな予感。

それにしても、清掃員のおじさん、もともと感じのいい人だなとは思っていたけれど、本当にありがたい(*'ω'*)

今後もしっかりあいさつさせてもらいます!