フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

次期フランス大統領決定

こんにちは。

先週末は2ラウンド目のフランス大統領選挙が行われ、マクロン大統領が次期も続けて大統領になることが決まりました。日本でも早々にニュースになっていましたよね。

その前の20日水曜日の夜にはマクロン候補とルペン候補の2人による討論会が行われ、テレビ放映されました。2時間半を超える討論会('Д')ちょっと日本では考えられないですよね。

この討論会、私はほとんど見ていなかったのですが、どうもマクロン氏の態度が問題だったよう。

2ラウンド目の投票直前に夫の友人たちと食事をしていて選挙の話になり、その話題になりました。友人たちは極右のルペン氏には反対だけど、マクロン氏の態度が不快でマクロン氏に投票することにも疑問と。

でも実は討論会開始直後、私も若干マクロン氏の態度に違和感が( 一一)

なんとも言葉で言い難いのですが、対立候補のルペン氏が話しているときの聞き方がちょっと相手を下に見ているというかなんというか。。。

投票直前にそんな話を耳にしたので、けっこうハラハラ結果を待っていました。

イギリスがEU離脱となった投票がちょっと頭をかすめたんですよね。

多くの人がブレグジットには反対で、だれもEU離脱になると思わなかったので投票に行かず、結果ブレグジット賛成が多数になり離脱となった。

今回の2ラウンド目も討論会でマクロン氏の態度に違和感を感じた人が、それでもまぁどうせマクロン氏が勝つだろうしと投票せず、結果ルペン氏が当選。。。

政治には詳しくないのであまりいろいろということはできないのですが(笑)、それでもフランスでは外国人の身である自分としてはどちらが当選するのか重要事項。

そんなわけで直前になってドキドキした大統領選でしたが、マクロン氏が再選を果たしました。

日本でも選挙で当選した候補者に対していつも思うのが、当選したということは決してみんなに支持されているわけではないことを忘れないで欲しいなということ。投票してくれた人も、すべての政策や公約に賛成しているわけではないということ。あなたに賛成なわけではなく、消去法で残ったのがあなただっただけかも。

えらそうなことを言える立場ではないですが、大事なことだと思っています。

 

今回のフランス大統領選ではあらためてフランス人の政治への関心の高さと、有権者として各自がしっかり考えていることを実感するとともに、自分の日本の政治への関心の低さに情けなく感じる機会になりました。

もっと日頃から政治に関心をもっていかないとなぁと反省しています。

日本でも直接首相を国民投票で選ぶことができたらいいのになぁ。