フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

結婚→配偶者ビザ→渡仏までの手続きについて~その3~

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ぱくたそより引用

こんにちは。

今回はいよいよ最後のステップ、配偶者ビザの申請&受取と渡仏についてお伝えしていきます。

12月中旬に在日フランス大使館に婚姻届記載事項証明書等提出し待つこと1か月半ちょっと。

年明けて2月初めに提出していたレターパックで家族手帳&婚姻証書謄本(copie d'acte de mariage)が郵送されてきました!

これでやっと配偶者ビザの申請ができます。

配偶者ビザの申請は在日フランス大使館のサイトでまず予約を取り、予約日時に大使館に行き書類を提出するという流れです。

予約は書類の期限や渡仏予定日など考慮した上で取るようにしましょう。

というのも、提出する婚姻証書謄本は発行から2か月以内のものが必要、また申請は渡航予定日の3か月以内から、ただ審査に時間がかかることもあるので渡航予定の1か月前には申請することが推奨されていたからです。

私は婚姻証書謄本等が郵送されてくるのに大体1か月半くらいかかると聞いていたので、おそらく1月末か2月上旬に届くと予想し、3月中旬に渡仏するという予定で、1月中に申請予約日を2月中旬の日付で取っておきました。

*今回久しぶりに在日フランス大使館のサイトを見てみたのですが、流れが変わり「France-Visas」というサイトを利用することになっているようですので最新の情報をもとに書類の準備等すすめていってくださいね。

 

予約日に持って行った書類👇 

・予約票

・申請書

・証明写真

・パスポート

・発行から2か月以内の婚姻証書謄本&家族手帳

・夫のcarte national d'identitéのコピー

・OFII提出用フォーム 

・返送用レターパック

 

提出する書類はコピーも持って行きました。

 

OFII提出用のフォームですが、私が申請に行った少し前から渡仏後の手続きが変更になり、結局使われなかったと思います。当時はこのフォームがビザの貼られたパスポートと一緒に返送されてくるはずだったのですが、入っておらず、代わりに変更の旨が書かれた説明書が入っていた覚えがあります。

 

大使館では入口で予約票と身分証明書の確認とセキュリティーチェックを受けて中に入り、予約時間になると順番に名前を呼ばれて窓口で書類を提出します。

私はフランス人の職員の方の窓口でしたが、日本語もまじえて話してくださったので問題なかったです。

証明写真と両指の指紋をとり終了です。

 

この申請から2週間ちょっとでビザが貼られたパスポートが返送されてきたので、予定通り3月中旬に渡仏できました。

 

ちなみにパスポートですが、私はビザ申請前、婚姻証書謄本を待っている間に更新しておきました。私は名字を変えなかったので、夫との婚姻を証明する身分証明書があった方がいいなと思い、夫の名字を括弧( )で私の名字の横に併記してもらいました。

この括弧( )の部分ですが、便宜上のもので、パスポートについているICチップが組み込まれたカードの部分には登録されていないそうです。航空券をとるときに名前を入力する際は括弧( )部分も入れるのかどうか、確認することをおすすめします。

 

全3回に渡ってお伝えしてきた入籍の準備から配偶者ビザ取得、渡仏までの手続きですが、参考になれば幸いです。

行政手続きは変わっていることもあるようなので、大使館のサイトで最新の情報を確認しながらすすめていってくださいね。

私も手続きを本格的に始めてから、書類に法定翻訳が必要に変わり、えーっ!となったことがありました。

私の場合は日本に戻って約半年で渡仏しましたが、少しでも早く配偶者ビザを取り渡仏するには、しっかり計画と準備をすることが秘訣です☆

結婚やビザの準備をしながらアルバイトをしたり習い事に行ったりとタフながら充実した半年でした。