フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

フランス大統領選挙

こんにちは。

先週末はフランス大統領選挙の一回目が行われましたね。

ここのところ全くニュースを追えておらず、自分には投票権はないし、ちょっと他人事くらいの感じでいた私の横で、いろんな政党の政策や公約をしっかり比べて誰に投票するか決めていた夫。

投票日に投票に行かれない場合、日本では期日前投票がありますが、こちらでは投票日に代理の人に投票してもらうという方法があります。

夫は選挙権のある住所を以前住んでいたシャルトルから変更していないので、家族に会うのも兼ねて先週末はシャルトルに行って来ました。

その道中、とても仲の良い友達と電話で話していたのが漏れ聞こえてきたのですが、なんと誰に投票するかとか、あの候補者はこうだ、ああだとなんと選挙の話で盛り上がっていたのです('Д')

私なんて、友達と誰に投票するかとか、どの政党がどうだとか、全く話した記憶なし。。。

今回の選挙の全体の投票率は75%だったとか。

改めてフランス人の政治への関心の高さにすごいなぁと感心。

 

ちなみに日本では、投票所で、用紙に投票したい人の名前や政党の名前を各自が記入したものを投票箱に入れますが、こちらフランスでは記入する必要はありません。

あらかじめ各候補者の名前が書かれた紙が各自に送られてきて、その紙を当日持参するか、投票所に候補者の名前が書かれた紙が置かれているので、それを取り、目隠しになっているブースで投票したい人の名前が書かれた紙を封筒に入れ、投票箱に入れます。

夫いわく、候補者の名前が書かれた紙は少なくとも2枚は取らないといけないとか。誰に投票するのか周りの人にわからないようにするためのようです。

日本だと、記入の間違いで無効になるものがでたりしますが、こちらでは記入する必要がないのでいいですよね。

その反面、匿名性を守るためとはいえ、結果的に投票に使われず終わる大量の紙が使用されるのはエコに反するなぁとも感じます。

 

投票結果は当日の午後8時に行われ、テレビでは2回目の投票にすすむ2人の候補者の顔が映し出されます。

私もこの瞬間ばかりはなんだかそわそわ。

結果はマクロン大統領とルペンさん。一般的には予想通りの結果だったようです。

はて次の大統領はどちらになるのか、この週末もドキドキです。

外国人の身ゆえ、願うのはあの人。。。