フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

夏はしっかり休みます。

こんにちは。

さて、フランス人が命をかけているもの。

それはヴァカンス!

基本的に会社員は年間5週間の有給休暇が保証されています。

そして聞くところによると、その内3週間は春から秋の間に取得することが法律で決められているとか。

ということで、7月から8月にかけてみんな夏休みをとります。

特に7月14日からの1か月の間に休みをとる人が多いとか。

中には8月まるまる1か月休むという人も。

日本ではとても考えられないですよね(;´д`)

大手の会社や外資系などであればゴールデンウイークや年末年始に1-2週間の休みをとることができるところもあるでしょうが、ふつうは1週間も続けて休みがとれたらラッキーなくらい。少なくとも私の場合はそんな感じでした。

フランスではしっかり夏休みがとれるため、みんなしっかり旅行にでかけます。

夏休みが近づいてくると、どこへ行くのと、友人・家族・同僚と会話が始まります。

夫は毎年夏休みを利用して、親戚・いとこに会いにいくため、みんなの予定を把握すべく早目からスケジュール調整が始まります(笑)

夏休み、けっこうアクティブなのです(>_<)

でもこの休みがしっかりとれることで、みんなリフレッシュしてまた仕事を頑張れるのかなという気もします。

 

ちなみに我が家の近くには多くのスーパーや個人商店が並んでいる商店街のような通りがあるのですが、7月に入ってからシャッターが下りているお店が増えてきました。

パン屋さん、お総菜屋さん、カフェ、雑貨店などなど。

そう、みんな休むということは、お店も休みになるということ!

当たり前といえば当たり前ですが、最初はけっこうびっくりしました。

夏休みで観光客も増えるから、かき入れ時のはずなのに?Σ(゚Д゚)

もちろん観光客の多いパリ中心地のデパートやショッピングセンター、スーパーなどは開いていますが、比較的小さなお店は閉まるという印象です。もちろんクリニックも。

そのためせっかく休みになって近所でぶらぶら買い物でもしようかなーなんて出掛けても、けっこう閑散としていたりします。美容室やクリニックの予約も普段時間の都合がつかないから夏休みを利用して行こう!としてもお休みだったりするのです。

夏休みの間にフランスに来る場合、特に行きたいお店がある場合は念のため事前に開いているか確認しておくことがおすすめです☆