フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

シスターの生活

こんにちは。

夏時間が終わり、朝は明るいけれど、日はさらに早く暮れるようになってあぁ冬が近づいてきているなぁと身に染みる今日この頃です。

 

この週末、夫の叔母に招待されて、住まいを訪ねて来ました。

これまで私たちのフランスでの結婚式や家族の集まりで何度か顔は合わせているのですが、とても穏やかな人で、フランス語がいまいちの私にも変わりなく話しかけてくれます。夫の親戚と会う時はいつも若干緊張する私も、わりとリラックスして話せます。

 

そしてそんな夫の叔母はキリスト教のシスター。いわゆる修道女です。

 

キリスト教の知識があまりないので、勝手にイメージが膨らんでいた私。。。

映画、「天使にラブソングを」の影響かも(._.)

いつも黒っぽい服でベールのようなものを頭につけ、いつもお祈り。。。

質素な生活を良しとし、いわゆる嗜好品には手をつけない。。。

 

そもそも結婚式&披露宴に参加してくれたとき、みんなと同じように食べて飲んでいることに若干ビックリ(笑)

 

今回お昼ごはんに招待してくださったんですが、あまりにも未知過ぎてちょっとドキドキ。

叔母はほかのシスターの皆さんと共同生活を送っているのですが、敷地内には芝生や木々の植えてある広い庭があり、建物も白色を基調としてありとてもきれい。各自の部屋は2階にあり、1階は共有スペースでキッチンなどがあるそう。

 

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私たちは1階にある庭に面した部屋で過ごしましたが、日差しが入ってきて、北向き住まいの私にはなんとも贅沢な空間(笑) ヒーターもしっかりついていて、我慢して最小限しか使わない我が家とは比べものにならない。。。

食事も野菜にお肉に、もちろんチーズにパン、デザートの果物とお腹いっぱい頂きました(^^; どうも料理を作ってくれる人がいるらしく、なんと至れり尽くせり('Д')

もしかしてほかのシスターのみなさんと共同ダイニングでみんなで静かに食事をするんだろうかと思ったりしていたので、意外とふつうなんだなと。

服装もいたってふつうの普段着。

個人的な印象ですが、日本のお寺や神社は宗教と言えど世俗的な感じがしていて、住職さんや神主さんも、よほどの人じゃなければ、私たちと同じような物を食べて、普段着も着ているんでしょうけど、馴染みがない宗教だと勝手に想像してしまうんですよね。

 

もちろん叔母のいるグループがそうなわけで、グループによってはまた違うのかもしれませんが、一日中祈っているわけじゃなくて、事務的仕事があったり、実は自分たちとそんなに違わないのかと、いい意味で発見がありました(*´ω`)