フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

アルザス地方へ4泊5日旅

こんにちは。

春めいた暖かい日もあれば、まだまだ寒い日もあるこの頃。

雲ひとつない快晴の日が多くなり、気分も明るくなります。

春だなぁ。

そして、1年以上前から行きたいと言い続けていたアルザス地方に、ついに行ってきました(∩´∀`)∩

外出制限も続いていたり、季節的にもまだお花が咲き始めるには早く、かといって有名なクリスマスマーケットがあるわけでもないので、決していいタイミングではなかったんですが、でも行かれて良かった。なんだかんだ楽しくアクティブに過ごせました。

 

そもそもアルザス地方はドイツとの国境に近い地方で、ストラスブールやコルマールといた街が有名。でもせっかく行くなら小さな町も周りたいということで、意を決して車で出発しました!いやー遠かった。途中休憩したり渋滞もあったりで、結局6~7時間ほどかかりました(;´д`)

 

滞在先はストラスブール駅からほど近いアパートホテル(部屋にキッチンがついているホテル)。

今フランスではレストランやカフェはテイクアウトやデリバリーをするところ以外開いていませんし、基本的に18時以降外出禁止なので夕食はホテルでとることになります。デリバリーを頼んでもいいのですが、どのお店がいいかわからないし高くつきそうだなーというのもあってアパートホテルにしましたが大正解。冷蔵庫はもちろん電子レンジやコンロ、電気ポットもあるので簡単なものですが温かいものが食べられて良かったです。

 

2日目は1日ストラスブール観光。ひたすら街歩きしました(笑)

 

大聖堂やロアン宮のある旧市街からスタート。残念ながらどちらも中には入れませんでしたが、大聖堂の外観は、まー彫刻が細かい!圧巻でした。

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そしてプティット・フランスと呼ばれるイル側の本流が4つに分かれるエリアを散策。

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この日は天気がとても良かったので、近くにあったアルザス料理のレストランでアルザス地方で食べられるパスタ、スペッツェルの入ったグラタンと、ソーセージのはいったアルザス風サラダをテイクアウトして公園でランチ。たくさんの人が同じように公園でランチしていました。もちろんみんなソーシャル・ディスタンスを守りながら(*‘∀‘)

 

ちなみにストラスブールにはヨーロッパ議会がおかれていて、そこまで行きたいという夫の希望のもとランチ後はひたすら歩きました( 一一)そしてその近くの公園でプチ休憩。ベンチに腰掛けたのが最後、もはや歩き疲れすぎていて、公園散策は断念。その後はまたも歩き、スーパーに寄ってホテルへ。路面電車が走ってるんですけどね、あくまでも歩こうとする夫です。

この日はなんと15km、2万歩以上歩いていました(>_<)

 

3日目はコルマール(写真下)や道中にある小さな町々へ。

 

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リボーヴィレ、リクヴィル、カイゼルスベルグ、エギスアイム、そしてコルマールと周りました。どの町も色とりどりの壁と木組みの家が特徴的で、でも雰囲気はそれぞれ違っていて街並みを見てまわるだけですが、楽しかったです。この地方で有名なコウノトリも見られましたし、丘のような地形の場所に一面に広がるワイン畑の光景もなかなか良かったです。ワイン街道と呼ばれているようで、この地方はアルザスワインが有名でたくさんのワインセラーがあります。ワイン好きな人にはおすすめの地方です。

今回はブドウの季節ではなかったので、機会があればブドウが一面になっているときにぜひまた行きたいです。

 

ちなみにこの日はアルザス地方の名物の一つ、シュクルートをピクニックで頂きました(笑)

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ボリューム満点でおいしかったです。酸味の効いたキャベツにソーセージという、ドイツ料理のザワークラフトに似てるなーと思いましたが、本当に食べ物にしても、建物にしても町の名前にしてもドイツの雰囲気で、なんだか歴史的背景を感じました。

 

この日は終日車移動だったのに、結局どの町でもけっこう歩き、結果11km以上歩いてました(笑)

 

それからコルマール意外の4つの町はとても小さいのですが、通常は観光客でごった返しているらしく、無料の公衆トイレがちゃんと設置されていました!正直ちょっと心配だったんですよね(笑)カフェ等が閉まっているので、トイレどうしたらいいんだろうって。

 

 

4日目は再びストラスブールを散策。といっても意外と小さな街で2日目に大体周り終わっていたので、気になっていたパン屋さんに行ったりお店を見て回ったり、ドイツとの国境であるライン川まで行ったりしました。

名物の一つのクグロフというレーズンやナッツが入ったパンもしっかり堪能。甘すぎずおいしかったです。

この日は終日電車やバスが無料だったので、ライン川まで迷わず路面電車で向かいました。ストラスブールって本当に国境沿いの街なんですね、15分ほどでライン川そばの停留所に着きました。

国境を示す掲示板で写真を撮りたいなぁと橋を渡り始めたのですが一向に見当たらず、そのまま橋の反対側、ドイツへ到着。なんだかちょっと拍子抜け。再度路面電車でフランス側へ戻りました。

日本は島国で、陸地で国境をまたぐことがないので、こうやって国境を日々またいで生活をしている人がいるんだよなーとふと思いました。

 

 

5日目は再び車を走らせ無事帰宅。

 

 

天気にも恵まれ、いろいろな町を見て、名物を堪能できて、とてもいい旅行になりました。また機会があれば、春先のお花が咲き誇る時期やカフェやレストランが開いている時に行きたいです。食べ損ねちゃった名物の一つ、タルト・フランベ(薄焼きのピザのような料理)をぜひ食べたいです。