フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

パリにあるお手頃ブラッスリー、Le Bouillon Chartier

こんにちは。

いい天気の日が増えてきて、青空を見上げてはちょっと気持ちが上がっている今日この頃です。

 

さて、引っ越しをしてからパリが少し遠くなり、今のアパートは住宅地にあるので周りにレストランなどがあまりなく、寒いのもあってめっきり外食をしていない。。。

たまには外食したいなーと思っていたのですが、先日ずっと気になっていたブラッスリーで、パリのGrands Boulevardsというメトロの駅のそばにある、Le Bouillon Chartierに行ってきました。

そもそもコロナが流行る前、大晦日に予約なしで入れそうなレストランをネットで探していてこのお店を知ったような。

お店まで行ったのに、長蛇の列でその時はあきらめたんですよね。

お店のサイトを見ていると、店内の内装が豪華で、料理も定番のフレンチな印象。

何よりお値段がかなりお手頃ということで気になっていたのです。

 

今回、念願叶い、ランチに行ってきました(;´∀`)

このお店は予約を取らないようで、11時半開店のところ、12時少し前に行ったらすでにお客さんがたくさん入っていました。

回転扉を通って入ると店員さんたちが挨拶してくれ、お店の雰囲気もなんだか素敵でいい感じ。

4人がけのテーブルに通されたのですが、2人で行ったので横の椅子に荷物を置くと、すぐに店員さんが「そこには荷物は置かないで。ほかの人が来るから。」

えっ?あー混んできたらテーブルを離して2人ずつ座れるようにするってこと?

とテーブルクロスをまくってみると、分かれていない。。。

そう、見知らぬ人たちと相席だったのです(;´Д`)

まさか過ぎてびっくり。

そしてさらに無料のお水とパンも、「隣の人とシェアして」と( ゚Д゚)

なんてこったい、まだコロナも終わらないのにこの衛生観念。

どうも2人がけのテーブルが少ないようで、混む時間帯に2人で行くとかなりの確率で相席になりそう。。。

 

肝心の料理の方は、まぁお値段が手ごろゆえ、こんなもんかなーという感じ。

サラダを頼んだんですが、硬いし大ぶりなので、どれもこれも口に入れるのが大変だった。。。でもドレッシングの味は良し。

メインのブダン・ノワーとマッシュポテトはなかなかおいしかったです。

一緒に行った友人は前菜にアボカドのエビソースがけを頼んだのに、アボカドが硬すぎて食べられず。挙句にメインで頼んだ子牛のブランケットという料理も思っていたものと違って口に合わず食べられず。ひたすら付け合わせのフライドポテトを食べてました(;´Д`)

行く前にどんな料理があるかなとホームページでメニューを見ていたのですが、若干変わっていたんですよね。

これは想像したものとは違うものが来る可能性大だなーと思いつつデザートにモンブランを頼んだんですが、期待を裏切らない!

まさに思っていたのと違うものが出てきた(笑)

てんこ盛りのホイップクリームの底にマロンペーストが入っているスタイル。

ホイップクリームもちょっと食べたかったんでいいんですけど。

 

おしゃべりしながらゆっくり食べていたのですが、何より座ったテーブル担当の店員さんの圧がすごい。

料理を運んできたときもどちらが頼んだかは関係なし。受け取れ受け取れという感じで渡してくる。

まだ半分しか食べていないのに、手が止まっていると、もう食べ終わったのかと聞いてくる。

お会計も頼んでいないのにやって来る。

でもお会計は各自頼んだもので別計算してくれたので良かった(笑)

そう、こちらオーダーはテーブルの上に敷かれた紙上に書き留めるスタイルで、それを見ながらお会計でした。店員さん、料理の値段を覚えているのはすごかった。

オーダーはテーブル上にメモするスタイル

 

家で夫に話したら、「あぁそこはレストランじゃなくて食堂だよ」と。

知ってたなら先に言ってくれよぅ。

 

まぁ確かに、相席なところや店員さんのサービスの仕方、料理の質&お値段を考えると食堂と言われて納得。

パリで手ごろに素早く食べたいならいいかも。

料理もあまり待たずに運ばれてきたし、お会計も頼んでないのに来てくれたし(笑)

でもゆっくりおしゃべりしながら食事したいなら、別のところが良さそう(*'ω'*)