隣町でフリーマーケット
こんにちは。
気持ちのいい天気が続く5月も、もう月末に近づきつつありますね。
さて先週末、近所で開催された蚤の市、いわゆるフリーマーケットに出かけてきました。
特に外出予定のない週末は、それでもちょっとは外に出ようということで、夫と2人でよく近所を散歩しています。
先週末の土曜日、散歩中に突然夫が、「隣町で明日フリマがあるんだよー。行こうかなぁ」と言い出したのです。
そう、夫は大の古本好き。
家にもまだ読んでいない古本がたくさん。
えーまた古本買うの?と思いながら、まぁでもこれといって予定もないし、せっかくのいい天気なので一緒に行って来ました。
いやーびっくり。
朝の10時前に行ったのですが、予想外に多くの人でにぎわっていました。道路も通行止めにして開催されていて、思っていた以上の規模。
住宅街なのですが、道路の両サイドに出店してあり、本当にいろんな物が売られていました。
食器に家具から本にCDに DVD。服もあればバッグに靴にアクセサリー。ベビーシートにぬいぐるみやおもちゃ、鏡に物干し。中には高級ブランドの紙バッグやどこかの国の民芸品もあり、本当に何でもありといった感じ。
基本的に中古品なので、中にはこれを売るの?思ってしまうようなガラクタや使用感たっぷりの靴なども結構多かったです(笑)
でも他にもらってくれる人がいるなら、捨てずに済むし、多少でもお金が入ってくるし、いい機会ですよね。
子供向けのものがわりと多く、残念ながら大人向けの本はあまり多くなかったのですが、それでも夫は数冊ゲット。
私の目にとまったのは古い家具。木製のテーブルや収納棚。
木製のものってなんだか惹かれるんですよねー。味があるというか。重みがあるというか。
結局、今の家だとほかの家具と雰囲気が合わないし、どこに置こうとなるので購入とまではいきませんでしたが、こういう所で家具を探すのも悪くないなぁとちょっとした発見になりました。
日本にいたときは、なんでも「新品」が良くて、「中古」への抵抗感がけっこうありました。もちろん家族や親戚などから何かお下がりでもらったりということはありますが、知らない人が使っていたと思うとなぜか抵抗感が。本でさえ、古本にはあまり興味がなくて。
子供の頃は図書室や図書館でよく本を借りていて、誰かが先に読んでいるという意味では古本と同じようなものなのに、変な話ですよね。本が古いかどうかは本の内容には全く関係ないのに。
でも自分の年齢があがるごとに、「物を大事にする」、「いいものを長く使う」ことをより意識するようになり、そこに今のエコの流れだったり、特に蚤の市が有名なように「誰かが使っていたものを使う」ことがいたって普通なフランスにいると、自分の中で「中古」への感覚が変わりつつある気がします。
一番は古本好きの夫の影響かもしれません(笑)