フランス暮らしあれこれ  セ・ラ・ヴィの国で奮闘中

フランス人夫とパリ郊外で2人暮らし。異国の地での日々の生活や手続き、結婚等あれこれを綴っていきます。

家族のかたち

こんにちは。

あー12月がもう半分過ぎてしまうー。

年々あっという間に時間が過ぎ去るように感じます(T_T)

 

さて、あともう少しでクリスマスがやってくるわけで、こちらフランスでは家族で過ごすイベントなのですが、フランスにいると本当に多様な家族の形に出会います(*‘∀‘)

先日、ブログでセクシュアリティについて書いた中で、親戚ご夫夫のことについて触れたのですが、フランスにいると本当に多様な家族の形に出会います。

日本でも昔ながらの”法的に結婚しているカップルにその二人から生まれた子供たち”という形以外の家族の形に出会うことが増えていると思います。

それでも実際自分の身の回りで出会うことは少なく、というか出会っていても知らなかったりでどちらかというとメディアを通して知ることが多い気がします。

 

こちらフランスでは、少なくとも私の、夫の周りは実に多様性に富んでいます。

まず、私たちも異なるルーツを持つ物同士のカップル('◇')

知り合いの中には養子縁組をして育った人もいます。小さなときに養子に迎えられ、産みの両親のことは知らないという人です。

以前会社の同僚との話の中で、彼女の友人が養子をとる準備をしているという話をさらっとしていました。

もちろん子供をもたない選択をする人もいます。

それからこちら日本の事実婚と似た形で法的には結婚せず、でもパートナーとして子供を設けるカップル。

そしてその後パートナーと分かれシングルになる人。

ちなみに日本の場合は離婚した場合、父親か母親のどちらかに親権が与えられ、どちらかと基本一緒に過ごすことが多いのではないかと思います。

フランスでは基本的には共同親権になるため、状況にもよりますが、子供は両親の住まいを行ったり来たりするのです。

夫の友人で子連れの人と法的に結婚し、その後子供を設けている人がいますが、奥さんの前のパートナーとの子供は一人だけ父親のところにしばらく行き、過ごすことがあります。

もちろん子連れ同士で結婚、もしくはパートナーになり、一緒に住む人たちも。

それから同性婚のカップルですね。

 

もちろん、都会と田舎では違うでしょうし、必ずしもフランスのどこに行ってもこうだとは言えないと思います。

それでも日本にいた時よりも、いろんな家族の形に自然によく出会います。

日本にいると、変わりつつありますが、それでも”法的に結婚した異性同士の夫婦にその2人から生まれた子供”というのが家族の形の前提として未だに根強い気がしています。

 

もちろん、いろんな意見があるでしょうし、何がいいとは言えないとは思います。

それでもこちらにいると、いろんな家族の形があるなぁとしみじみ感じます。

以前は大なり小なり驚いてしまったり何かしら感じることもあった家族の形も、今では「あぁそうですか」と何も特別ではないニュートラルに感じるようになっています('◇')